車名であるAddressの由来は、「加える」という意味のaddと「衣装」という意味のdressを併せた造語。「メットインスクーター」が画期的であった1980年代中頃に登場したモデルであり、パーソナルスペースに衣装を入れていろんな場所で自分自身を演出できることから、この名前がつけられた。Address50(AD50)は1987年11月に発売された。2ストロークエンジン50ccスクーターの上級モデルとして位置付けされ、スズキとしては初めてシート下にヘルメット収納スペースを持つスクーターであった。標準価格は139,000円。CMキャラクターには本木雅弘が起用された。 1988年4月にはフロントディスクブレーキを装備し、最大出力をアップしたスポーツ仕様であるAddressTune(アドレスチューン)も発売された。
メットインスペース自体がフレーム構造の一部となっており、エンジン上部に被るような設計で、キャブやインマニ部分などが丸かぶりでメンテンナンス性が最悪。
ミクニキャブは調子悪い。
スチール塗装の技術が低く、サビまくる。
電装系関連の質が低く、コネクターが腐り、接触不良が多発。
シリンダーメッキが弱く、中古個体ではほぼすべてが焼き付き気味。
とにかく品質が悪い。
タイプグレード名 | ADDRESS Tune |
型式 | CA1CA |
発売年 | 1988 |
発売月 | 4 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1675 |
全幅 (mm) | 635 |
全高 (mm) | 1015 |
ホイールベース (mm) | 1190 |
最低地上高(mm) | 105 |
車両重量 (kg) | 69 |
乗車定員(名) | 1 |
燃料消費率(1)(km/L) | 85.0 |
測定基準(1) | 30km/h走行時 |
原動機型式 | A127 |
原動機種類 | 2ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 |
2スト・吸気形式 | ピストンリードバルブ |
内径(シリンダーボア)(mm) | 41 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 37.4 |
圧縮比(:1) | 7.6 |
最高出力(PS) | 7 |
最高出力回転数(rpm) | 7000 |
最大トルク(kgf・m) | 0.75 |
最大トルク回転数(rpm) | 6500 |
燃料供給方式 | キャブレター |
燃料タンク容量 (L) | 3.7 |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 314.5 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BPR6HS |
搭載バッテリー・型式 | YT4L-BS |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) |
2ストエンジンオイルタンク容量 | 0.80 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 |
動力伝達方式 | ベルト |
フレーム型式 | パイプアンダーボーン |
キャスター角 | 25°05′ |
トレール量 (mm) | 67 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | ボトムリンクフォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
タイヤ(前) | 80/90-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 34 |
タイヤ(前)速度記号 | J |
タイヤ(後) | 90/90-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 40 |
タイヤ(後)速度記号 | J |
ホイールリム幅(前) | 2.15 |
ホイールリム幅(後) | 2.15 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.25 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 1.75 |
ヘッドライト定格(Hi) | 30W/30W |
テールライト定格(制動/尾灯) | 18W/5W |
アドレスチューン(CA1CA)の評価
Tag: SUZUKI CA1CA ADDRESSTUNE スズキ アドレスチューン 取扱説明書 取説
a:36 t:1 y:0