ジュリオは、1998年7月に発売された排気量50ccクラスの原付1種スクーター。丸みを帯びた四角いデザイントレンドを取り入れたレトロスタイルが特徴。「レトロ」がテーマのホンダ・スクーターとしては、ジョルノ(1992年-)に続くものだった。登場年の10月からは、原付1種に平成10年排出ガス規制と騒音規制への適合が求められることになっており、ジュリオもその新規制をクリアしての登場だった。エンジンは49cc空冷2スト単気筒で、混合気を薄めにしながらも良好な燃焼効率を求めることで、排ガス中の有害物質の低減を図っていた。シート下のメットインスペースは、「四角い」ボディデザインの副産物として、A4サイズの書類も折らずに収納することができた。デビュー以降、さまざまな限定カラーモデルが設定されたのも特徴だった。
メットインボックスがボディカバーをぐるりと取り外さないと外れない設計の悪さはバイク屋泣かせ。
シートロックやスタンドロックのケーブル類の取り回しが悪い。
サイドフェンダーの取り付けが弱く、すぐに割れる。
ヘッドライト球やウィンカー球の交換も一苦労。
シートの座り心地が良くない。
縦型エンジンを使っていることもあり、メットインスペースが狭い。
塗装が薄く、ツヤがない。
キャリアが小さく、取り回しに関して、女性に優しくない。
タイプグレード名 | Julio |
モデルチェンジ区分 | 新登場 |
型式 | BB-AF52 |
発売年 | 1998 |
発売月 | 7 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1655 |
全幅 (mm) | 625 |
全高 (mm) | 985 |
ホイールベース (mm) | 1170 |
最低地上高(mm) | 100 |
シート高 (mm) | 710 |
乾燥重量 (kg) | 70 |
車両重量 (kg) | 76 |
最小回転半径(m) | 1.8 |
乗車定員(名) | 1 |
燃料消費率(1)(km/L) | 51.0 |
測定基準(1) | 30km/h走行時 |
原動機型式 | AF24E |
原動機種類 | 2ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 39 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 41.4 |
圧縮比(:1) | 6.9 |
最高出力(kW) | 3.8 |
最高出力(PS) | 5.1 |
最高出力回転数(rpm) | 6500 |
最大トルク(N・m) | 5.8 |
最大トルク(kgf・m) | 0.59 |
最大トルク回転数(rpm) | 6000 |
燃料供給方式 | キャブレター |
燃料供給装置形式 | APBB4 |
燃料タンク容量 (L) | 6 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 306.0 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BR6HSA |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTR4A-BS |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) |
2ストエンジンオイルタンク容量 | 1.15 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
変速機・操作方式 | 自動変速 |
フレーム型式 | アンダーボーン |
キャスター角 | 26°30′ |
トレール量 (mm) | 72 |
ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
懸架方式(前) | ボトムリンクフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 3.00-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 42 |
タイヤ(前)速度記号 | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
タイヤ(後) | 3.00-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 42 |
タイヤ(後)速度記号 | J |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
スピードメーター表示形式 | アナログ |
メーター表示:燃料計 | 有 |
車両装備:ヘルメット収納 | 有 |
車両装備:シート下収納(シート下トランク) | 有 |
車両装備:センタースタンド | 有 |
ジュリオ(AF52)の評価
Tag: HONDA AF52 JULIO ホンダ ジュリオ 取扱説明書 取説
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