1994年に登場した新型ディオ(ライブディオ)は、88年から続くディオシリーズの3世代目となる原付1種スクーターだった。そのライブディオに用意された3タイプの中で、最もスポーツ性が高かったのが、ディオZX(ライブディオZX)。49ccの空冷2ストエンジンは、当時の原付1種クラスの自主規制値いっぱいの7.2psを発揮。リッター換算で146psにもなるハイパワーユニットで、油圧ディスク式のフロントブレーキや、くさび状(ウェッジシェイプ)のスポーティなフォルムもあいまって、若いライダー層にとって憧れのスクーターとなった。ZXの読みかたについては、登場時のメーカーリリースによれば「ジーエックス」とルビがふられていたが、メインターゲットとなった若いライダーからは「ゼックス」と呼ばれることが多かった。制動フィーリングに優れた油圧式ディスクをフロントに装備。クローム仕上げの立体エンブレイムを配し、シートにシルキータッチ素材を使用するなどクオリティを高めている。ハイマウント・ストップランプ(発光ダイオード採用)内蔵のリアスポイラー、カラード・ホイールとワイド偏平タイヤは、ZXだけの特別装備。
フロントサスペンションが弱い。
クランクケースにエアクリーナーが被っているため、単体で外れない。
イエローヘッドライトはさすがに昭和。
タイプグレード名 | Live Dio ZX |
モデルチェンジ区分 | 新登場 |
型式 | A-AF35 |
発売年 | 1994 |
発売月 | 1 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 1675 |
全幅 (mm) | 630 |
全高 (mm) | 995 |
ホイールベース (mm) | 1145 |
最低地上高(mm) | 105 |
シート高 (mm) | 700 |
乾燥重量 (kg) | 71 |
車両重量 (kg) | 76 |
燃料消費率(1)(km/L) | 46.3 |
測定基準(1) | 30km/h走行時 |
原動機型式 | AF34E |
原動機種類 | 2ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 49 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 40 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 39.3 |
圧縮比(:1) | 7.1 |
最高出力(PS) | 7.2 |
最高出力回転数(rpm) | 6500 |
最大トルク(kgf・m) | 0.81 |
最大トルク回転数(rpm) | 6250 |
燃料供給方式 | キャブレター |
燃料タンク容量 (L) | 5.3 |
燃料(種類) | レギュラーガソリン |
満タン時航続距離(概算・参考値) | 245.3 |
エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 |
点火装置 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | BR6HSA |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 |
搭載バッテリー・型式 | YTR4A-BS |
エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) |
2ストエンジンオイルタンク容量 | 1.30 |
クラッチ形式 | 乾式・多板・遠心 |
変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
フレーム型式 | アンダボーン |
キャスター角 | 25°40′ |
トレール量 (mm) | 72 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
懸架方式(後) | ユニットスイング式 |
タイヤ(前) | 90/90-10 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 50 |
タイヤ(前)速度記号 | J |
タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
タイヤ(後) | 90/90-10 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 50 |
タイヤ(後)速度記号 | J |
タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 1.25 |
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.00 |
スピードメーター表示形式 | アナログ |
メーター表示:燃料計 | 有 |
車両装備:シート下収納(シート下トランク) | 有 |
車両装備:センタースタンド | 有 |
ライブディオZXⅠ(AF35)の評価
Tag: HONDA AF35 LiveDIOZX ホンダ ライブディオZXⅠ 取扱説明書 取説
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